プラズマとは、個体・液体・気体に続く第4の形態で、このプラズマ・エネルギーを用いた治療は美容医療分野に留まらず歯科の歯周病治療から果ては癌の治療にまで応用されようとしています。
美容医療の領域では、以下のような様々な用途があります。
(1)眼瞼下垂改善:加齢により弛んだ上瞼を引き上げ、目がパッチリしたり奥二重の改善にもなります。手術に取って替われるものではありません。
(2)シワ改善:顔面の細かいシワを改善し、その領域の皮膚全体の張りも出ます。ホウレイ線などの大きなシワが消せるわけではありません。
(3)ニキビ跡改善:ニキビ跡の凹みを浅く小さくして見た目を改善します。回数が必要です。
(4)ニキビ改善:ひどいニキビの改善にも用いられます。プラズマによる殺菌効果も寄与しています。
(5)肉割れ線改善:有効な治療法のない肉割れ線をより浅く細くして目立たなくします。回数が必要です。
(6)ホクロ・イボ治療:ホクロやイボを焼灼し消失させます。レーザーによる焼灼よりもダウンタイムが短いという利点があります。
(7)リフトアップ:専用のアタッチメントを使用することによりリフトアップの施術も可能です。回数が必要です。
(8)二重瞼形成:埋没法や手術などせずプラズマ照射により二重瞼形成も可能とされますが、厚い一重瞼からの二重瞼形成はさすがに難しいと思われます。
レーザーよりマイルドとは言え、エネルギーを照射するわけですから照射部位は軽いヤケドをするわけです。ヤケド跡が残るとか炎症後色素沈着が発生するなどのリスクはあります。